12.全日本仏教青年会

〇テーマ:

全日本仏教青年会 世界大会

〇概要:

全日本仏教青年会世界大会を開催し、日本と海外の青年仏教徒の相互交流を通じて次世代のリーダー育成するためのプログラムを開催し、全世界との仏教青年会との連携を強めることによって、仏教文化の宣揚と世界平和に寄与する。

〇実施内容:

平成30年11月10日 曹洞宗大本山總持寺(神奈川県横浜市)
 (自平成29年12月6日~至平成30年11月10日)
「仏教×SDGs」をテーマに、フェスティバル形式で広く一般に向け、仏教と様々なコンテンツを組み合わせた取り組みを実施した。楽しみながらも「仏教×SDGs」に基づき世界平和と持続可能な発展を考え、祈りを捧げる内容となった。来場者は関係者を含め5,000名規模となった。全日仏青加盟団体によるブース出展も実施し、精進料理やパネル展、だるまの絵付けなど様々な仏教体験を提供した。

 

〇事業の効果:
  • 世界大会という大事業を通じて、理事長を中心に企業・団体との連携を図ってきたが、これまで一宗派では連携できなかった新たな接点が生まれた。歴代全日仏青が培ってきた宗派・地域を超えた全国のネットワークやWFBYを通じた国際的なネットワークに加えて、通仏教性による更なる連携の可能性を見出せた。特に、全日仏青全国大会では、SDGsをテーマに掲げることで、全日仏青加盟団体とともに数多くの企業・団体と協働することができた。
  • 「現代の僧侶を考えるワークショップ」においては、宗教の枠を超えての情報共有や意見交換、他宗派教学への理解など通仏教の重要性を認識している青年僧侶が多く、理想の僧侶像実現の為の具体的な研鑽方法として檀信徒や地域との連携や協働による寺院の開放を挙げており、加盟団体と連携して真に時代に即した活動が展開できたことは今期の大きな成果であった。