2020(令和2)年度(第22回)6.NPO法人 きんたろう倶楽部

〇テーマ:

呉羽丘陵を活用した「月いちウォーク」を定着させ、高齢者の健康増進と自己実現の場を提供する

〇概要:

1.呉羽丘陵月いちウォークを定例実施した。(8,9月はコロナ感染症拡大防止で中止)
延べ参加者数1,587人

日付 5kmコース名 人数 8kmコース名 人数 合計
6/12 呉羽丘陵の埋もれた古墳巡り 147 杉谷・塚山・亀山古墳を巡る 95 242
7/10 ファミリーパークの森 77 ファミリーパークの森 78 155
10/9 金屋幻の滝を訪れる 118 滝と霊水を訪ねる 98 216
11/13 白鳥城址本丸直登の路を辿る 139 立山連峰を望みながら尾根縦走 84 223
12/11 紅葉・落葉の森を歩く 118 御鷹台から朝日の滝へ 102 220
1/8 葉が落ちた広葉樹の森を歩く 62 落葉した路と眺望を楽しんで歩く 91 153
2/12 雪上の動物の足跡探し 66 雪上の動物の足跡探し 82 148
3/12 春一番の花オウレンの群生地を訪ねる 117 オウレンと白銀の立山眺望 113 230

2.月いちウォークの下見およびコース整備の実施
コロナの感染症拡大で急遽中止した8月を含め9回実施。延べ108人が参加しました。
3.新規案内看板の設置
新規看板を70枚(修復1枚)制作し、31ヵ所に設置しました。なお、新規看板作成は全面委託の計画でしたが、設置枚数を増加させたいという希望と、既設の看板と形式を合わせる都合から、文字の書き入れのみ委託としました。

4.解説者(くれはナビ)の養成講座の実施 7回 延べ79人受講

日付 講座名 人数
5/1 植生編 春 14
5/23 野鳥編 春 9
9/25 植生編 秋 14
11/20 呉羽山の歴史「呉羽山越えルートの変遷について」 9
11/28 野鳥編 秋 8
2/9 リスクマネジメント 8
3/19 里山講演会「呉羽丘陵 今むかし」 17

5.モデルコース冊子の作成
5つのモデルコースと見どころなどを掲載したA5横16ページフルカラーの冊子を500部作成しました。手違いで頒布には至っていませんが、今後の月いちウォークで頒布する予定です。
なお、計画段階ではA5縦版で見積もってしまい、A5横版とは大きな価格差が判明しましたので、編集は委託から自前に変更しました。その結果、完成が遅れることとなりました。
6.新しい魅力の発掘と新ルートの開拓
呉羽礫層の露呈場所の周辺およびアクセス路を、富山大学の地質学講座と協働で整備しました。
金屋幻の滝への別のアクセスルート路を調査しましたが、開削は容易ではないため、ペンディングとなりました。

〇事業の効果
    • 1.月いちウォークの定期的実施により、参加者数が着実に増加しています。なお、60歳以上の高齢者の割合は51%程度です。

 

    •   他団体から、呉羽丘陵散策の案内依頼や問い合わせが届くようになり、「月いちウォーク」が市民に認知されてきています。

2.案内看板が、これまで南西部中心の配置から、呉羽丘陵全体に配置され散策がしやすくなりました。また、ルートの複雑な南西部の看板配置が充実し、いっそう安心になりました。
3.ナビ養成講座の実施で、ナビが8人から13人に大幅に増加し(内60歳以上は12人)、参加者へのサポートが少しは改善されました。それでもまだナビは不足していると思われ、常連の参加者の方々にサブリーダーをお願いして運営をしています。

〇掲載資料: